乳と卵

乳と卵、読みました。

最初、これは面白い!と思った。

しかしその後、町田公?ちょっと苦手かも...

でも町田公よりわかりやすい。

前半は、感情的に引き込まれた。

でも卵のシーンが現実的でない感じで...置いて行かれた。

あのシーンがもっとリアルに想像できるものであったら、もっとはまっていたと思う。

全体的に、非常に計算された作品だとは思う。

読者がどう思うかを無視して、魂の深みに迫ってほしい。

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アサッテの人

を読んだ。

うーん...龍さんの評価に一票。

もっと魂の淵をのぞき込んだものを期待していた。

芥川賞って、テーマではなく表現が大事なのか?

町田康氏のときもそんな気がした。

ひとり日和がおもしろかったので、気のせいかと思ったが。

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地球環境問題とは何か 第4章

4章 国連気候変動枠組み条約の成立とその意味

 

 なぜ国際条約が必要か。地球環境問題はあらゆる国が共通に責任を果たすことが必要であり、どの国も反対はできないからである。なぜ枠組み条約が必要か。多くの国を参加させ、話し合いの場につかせるためである。

 温暖化現象の科学的な解明は難しい。IPCCのアセスメントでは、化石燃料に由来するCO2は50億トン、大気全体は7500億トン、中層及び深層海水への貯留量380000億トンと見積もられている。化石燃料の影響大気や海水への貯留量に対して過大かどうか、意見が分かれるところである。

 しかし枠組み条約の大きな特徴の一つは、自然科学の専門概念と国際条約の融合にある。温暖化問題では、自然科学が描き出す世界像と国際政治とが重なっている。科学と政治の新しい出会いといえる。

 さらに条約の第二の特徴として、主権国家を先進国と発展途上国に二分したことにある。先進国はこれまでOECE加盟国という間接的な表現で表されてきた。しかしこの条約では参加国を2群にわけ、その上で、温暖化の原因の多くが先進国にあることを認め、途上国に対して資金提供や技術移転などの義務を負うことが明記された。

 地球環境問題とはすなわち、冷戦終焉後、急浮上してきた南北問題の別表現と見るべき問題なのだということに気づかされた。

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10倍儲かる通販ビジネス

臼井由妃さんの「10倍儲かる通販ビジネスの秘密」を読んだ。

この人の文章はほんとうにわかりやすい。

通販ビジネスのノウハウが書いてあるのだが、ビジネス一般に通じることが多いと思った。

一番感じたのは、顧客は無限ではないということ。

臼井さんは一度知り合った顧客をすごく大事にされている。あの手この手で。

自分は今まで、顧客が無限だと思っていた。認識を新たにした。大事な顧客とは定期的に接触することが必要だ。

そして、顧客の立場で、顧客にとってのメリットを強調することが重要。

自分にはまだまだできていない。自分の好きな部分をPRしてしまっている。

しかし、一番大事なのは絶対成功する、という気落ちだろう。

臼井さんは逆境に立つ中で、ハングリーに素直にいろんなことを吸収され、向上心を持って進まれたんだろう、と思った。

私も最後には笑いたいと思っている。自分にとってちょうどいい働き方を手に入れて、そこで成功したい。

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優生学と人間社会

米本さんほか4人共著の「優生学と人間社会」を読んだ。

第1章から第5章までで優生学の歴史が語られ、最後の章に米本さんのまとめがある。

最後の章が良い、というか、自分にとってはこの章がこの本の存在意義である。

それにしても...「地球環境問題とは何か」でも強く感じて驚いたが、一行一行に密度の濃い時間がつぎ込まれているのを感じる。どれだけの情報を収集してこの本はできているのか。

米本さんの視点にはまってきた。なのに、科学技術文明研究所はなくなってしまった。なくなってしまって良かったんだろうか?

こんな情報を日本語で提供してくれる米本さんと研究所は、日本の貴重な財産ではないかと思う。

米本さんの意見をもっと聞きたい、と思う。

次はバイオポリティクスを読む。

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地球環境問題とは何か

米本昌平さんの「地球環境問題とは何か」を読んだ。

この本はすごい。大量の情報を咀嚼した上で文章が作られている。

この本のはじめの方に、「こういう問題に取り組んでいくためには、どんな専門領域の問題であれ、重要なものは躊躇せず原論文や原資料を自分の手で集めて読み込むことである。」と書いてある。

そうやって作られた本であることが、読んでみるととても納得できる。

ここまで原論文や原資料を読み込んで作られた地球環境の本は、ほかにはないだろうと思う。

自分も環境問題に携わる者の一人として、自国から発信される情報は咀嚼してきたつもりであるが、それが、狭い見方にすぎなかったことを思い知らされた。この本を読んだ今となっては当たり前であるが。

貴重な本である。米本さんに教えられた。

自分もこんな仕事ができたらいいな、と思う。

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独学の時代

米本昌平さんの「独学の時代」を読んだ。

ダーウィンの進化論が絶対ではないとする米本さんの考え方に共感を持ったので読んでみたのだ。

するとなんと、米本さんは京都大学山岳部で、今西錦司さんの後輩だった。

なるほど、それでか、と大いに納得。

私は大学生時代今西さんにはまっていた。

今西さんも、ダーウィンとは違う進化論を提唱した。生き物は、変わるときがくれば変わる(進化する)という考え方。その考え方が私は好きだ。

米本さんの研究内容をもっと知りたくなった。

次は「地球環境問題とは何か」を読んでみよう。

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1週間は金曜日から始めなさい

臼井由妃さんの「1週間は金曜日から始めなさい」は、おもしろい。

書いてある内容が良いし、読みやすい。

時々出てくる臼井さん自身の自己分析、自分も意志が弱い、なんていうコメントが勇気づけてくれる。

この人が作った大ヒット商品にはちょっと驚くが、この人が、苦労して得た内容が本気で書いてあると感じた。

この本で特に良いと思ったところは、

・大物に対して自分の目標を宣言する。

・よけいなことを長く話さず、ポイントを簡潔に印象に残るように伝える。

・相手を説得するとき、熱弁をふるってはいけない。質問形式で相手に気づかせる。

・部下に仕事を頼むときは「あなただから任せる」と強調する。

・ギトギトした欲を目標達成のニンジンにする。

・部下にかける言葉は「がんばって」ではなく「良い仕事してるね」。

どれも、とても納得できる。

自分が、必要なことをできていなくて、逆に、やってはいけないことをやっていた、と気づいた。

・締め切りを自分で決めて顧客に宣言することができていない...

・後輩の愚痴に対して、雄弁をふるって説得してしまった...

・部下にうまく仕事を頼めない...

臼井さんは、執筆や講演で大活躍のようだ。

時間密度の向上が収入に結びつく毎日なのだろうと思う。

しかし、サラリーマンである私は、臼井さんのように時間密度を高めることが、そのまますぐに収入アップに結びつくことを実感しにくい。

そこで時間密度向上に対するどん欲さが失われてしまう。

そこがサラリーマンの弱みであり、逆に甘えられるよりどころなのであろう。

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指導者の条件

松下幸之助著「指導者の条件」、中間管理職である私の心に、今一番しみる本である。

上役がいいわけをしたら、この本の中から切り返すセリフを探したい。

松下さんはきっと、自分の人生の中で、この本に記された一つ一つの条件を心に刻んだのだろうと思う。

それはほんとにすごいことだと思う。

見いだした条件に相当する数の悩みを抱え、それらを乗り越えたのだろう。とても正しい、美しい姿勢で。

経営について、いろんなハウツー本が出ているが、あれこれ手を出すよりもこの本を繰り返し読んでみようと思っている。

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ひとり日和

青山七恵さんのひとり日和を読んだ。

最近の芥川賞の中では優れた1作。

よく表現されていて、文学だな~と感じる。

テーマは若い人であって、仕事の入り口でもがいている人。

私は40歳前半で、仕事の真ん中でもがいているサラリーウーマンである。

サラリーマンの心の奥底をあんな感じで描いたらおもしろいと思う。

二股サラリーマンか、脱サラ者がやるしかないだろう。

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