7月11日付けで、経済産業省が「人間生活技術戦略2007」-感性・五感で納得できる暮らしを目指して-(人間中心のものづくりとサービスの実現)を公表した。
少子高齢化の急速な進展、人口構成や社会環境、科学技術のめまぐるしい変化の中でも、誰もが安全・安心で快適に生きがいを持ち健康に暮らせる社会をつくるための施策。それは同時に、人口減少下にあっても経済活動が活発であり続けられる社会を作るための施策でもある。
例えば、
・健康寿命80歳の達成(団塊世代が2030年に介護不要で元気)
・子供を安心して育てられる生活環境の整備
・働きたい高齢者・女性への労働参加の支援
・人に親和し五感で楽しめ納得できる機器・空間・システムの開発 などを進める。
先進技術の具体的な事例として、
○健康と理想の身体・容姿を実現(心身ともに健康な生活)
・体重に変わる新たな健康容姿バロメーター
・家で簡単に自分の寸法・形状を計測する装置
・日常生活における身体の活動度の計測(健康状態を計測するソファー)
・運転しながら身体機能・人知力が維持・回復する車(生理情報計測・元気になる刺激)
・日常生活でアレルギーを防ぐ(浮遊物質検知光)
○働く人の負担を減らす技術環境(安全・安心で働き甲斐のある環境)
・在宅作業でも集中力を高める環境(作業コミュニケーション)
・ストレス・疲労を低減する作業環境(空調・ライトのコントロール、省エネと両立)
などが示されている。へえー、そんな技術を作ろうとしてるのか。おもしろい、と思っていたら、
新技術と人との関係について、とても共感できる記載があった。
「例えば、快適なゆえに筋力や判断力の低下がみられたり、快適な冷暖房環境で成長した子供の中に発汗等の環境順応機能の低下が見られたりするなど、心身への負荷を減らし快適にすることが過度にすすむとかえって悪影響が生じることがあることへの配慮も必要である。」そして「不便を活用したエコロジーの促進」が必要、と表現している。
なかなかいい言葉だと思う。覚えておこう。
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